2024年WEBマーケティングは「コンテンツ」で勝負!?


あっという間に1月も終わりですね。この間お正月だったような(焦;)
さて、皆さん今年もお仕事本格始動されて、会社では経営者や幹部の方が新年度へ向けた経営計画を詰めておられる最中でしょう。コロナ禍を乗り越えて今年は前進飛躍の年としたいところですね。
そこで今回は、2024年企業経営を成功に導くWEBマーケティングについて考えてみたいと思います。

AIマーケティングは万能か?
昨年マーケティングの業界では、生成AI(以後AI)の「ChatGPT」が最大のトピックでしたが、もう活用されていますか?使いこなして積極的に活用しているよ、という方もいれば、まだ使ったことがない、という方までその活用度合いには濃淡があるようですが、私は広告やマーケティングの企画、新規事業立ち上げの壁打ちとして主に使っています。社内業務の効率化というやつですね。個人的には著作権の処理が未解決のようなので「成果物」として直に使うにはもう少し先かなと思っています。
そういう意味では、AIが今後マーケティングに及ぼす影響は大きいのではと予想できますが、成功事例が出れば出るほどそれを真似たコンテンツも増えてきて、ユーザーは早晩食傷することになるのではないでしょうか。結局、AIだけでは作れない「独自コンテンツ」をどうやって作るかに注力せざるを得ないようになると思います。
ネット時代になって、私たちが目にする広告や情報量は爆発的に増え、SNSの登場以来さらに広告や情報量が増え続けている現状では、その「伝え方」がとても重要になってきたのではと思います。

2024年は「コンテンツマーケティング」
このように広告や情報の流通量が増えている現状では、ただ広告を出稿したり情報をアップするだけでは、多くの人の目に留まるようにするのは難しくなってきました。しかし、広告出稿やSNSで情報発信を止めてしまっては、どんな活動をしているのかもわからなくなってしまい、「存在」することすら忘れられてしまいます。
ちょっと前までは、SNSが新しい情報伝達のツールとして役割を担っていました。Instagramや動画の活用などは新鮮で注目を集めたものでしたが、最近は利用者の投稿や広告の出稿量も増えて、フォロワーの投稿がなかなか見れない状況です。そこで、しっかり情報を伝えるには、1to1ツールのLINEが活用されるケースが増えているようです。BtoBであれば、LINEだけでなくメルマガも有効かもしれません。
しかし、これらのツールもすぐに情報過多になるでしょうから、その中で大切になるのが「伝える中身と伝え方」に知恵を絞ることだと考えます。つまり「顧客にとって有益な情報」を「顧客に拒否されずに提供」し、「顧客を育てていく」ことがWEBマーケティングで成功するための定石になるのではないでしょうか。

①有益な情報をWEBサイト等に掲載する
②SNS等で「広く浅く」認知を広げ興味を持ってもらう
③集客したらLINEなどで緩やかな接点(関係性)を保ちつつ
④「信頼」を得て顧客を繋ぎ留めておき
⑤商品(サービス)購入をリピート(紹介)してもらう

このように「顧客を育てる」には広告や営業、単なる売り込みだけでは到底達成は困難で、有意義な情報の提供(ギブ&ギブ)を地道に続けるしかありません。顧客にとってためになる情報を提供して、信頼をしてもらって選ばれる存在になることこそ、ビジネスを継続できる唯一の方法なのです。ドラッカー先生は「マーケティングは顧客の創造」と言っています。いつの時代でも真理なのです。
そのためには「コンテンツマーケティング」という手法がおすすめなのですが、広告のようにお金を掛ければ簡単に実行できるわけではないので、経営者、幹部の本気度が問われます。

☆コンテンツマーケティングとは
『コンテンツマーケティング (英: content marketing)は、対象となるオーディエンス向けのコンテンツをオンラインで作成、公開、および配布することに焦点を当てたマーケティングの一形態である。
これは、次の目的で行われる。

・注意を引き付け、リードを生成する
・顧客基盤を拡大する
・オンライン販売を増加させる
・ブランドの認知度や信頼性を高める
・ユーザーのオンラインコミュニティに参加してもらう

コンテンツマーケティングは、価値のある無料コンテンツを作成して共有することにより、見込み客を引き付け、見込み客を顧客に変える。コンテンツマーケティングは、企業が持続可能なブランドロイヤルティを生み出し、消費者に貴重な情報を提供し、将来的に企業から製品を購入する意欲を生み出すのに役立つ。この比較的新しい形式のマーケティングは、直販営業を介さない。代わりに、オーディエンスとの信頼関係を築く』
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

コンテンツマーケティングのキモは「絆づくり=つながり」
多くの見込み客とゼロから信頼関係を構築していくには当然手間と時間がかかります。初めて接点を持った人との「つながり」を大切にし、その人から「紹介」してもらい、その紹介された人とも「つながり」、そのつながった人々のコミュニティで信頼を得て「絆」を築けていければ、安定した顧客を貯めておくことが可能となります。
弊社では、「絆づくり=つながり」をテーマに様々なコンテンツマーケティングのソリューションを提案しています。特に中小企業様の社外マーケティング担当ブレーンとして動きますので、WEBマーケティングをどうしていいかわからない、人材が足りないと感じている企業様は、一度ご相談ください。

◎ご相談は無料ですので、気になる方は問合わせフォームからお気軽にご連絡ください。